Q:遺留分(いりゅうぶん)ってなに?


船橋・市川エリア相続手続相談センター

A:相続人のために法律上確保された一定割合の相続財産


  法律では、相続人や相続人の取り分を定めていますが、遺言

  に書いた内容の方が優先されます。だからこそ、遺言を残す

  ことはとても意味のあることなのです。

  

  しかし、

  遺言を書く人(被相続人)が自由気ままに何を書き残しても

  良いわけではありません。

 

  残された方(相続人)のこれまでの財産形成上の寄与の度合

  いや、今後の生活保障等を考慮すべきであると、法律が相続

  人の権利を守っています。

 

  それが、「遺留分」なんです。

 


 ①誰に遺留分があるのか

 

  • 被相続人の配偶者、子供、父母(直系尊属)です。

   ☆子供がいる場合は、父母に遺留分はありません。

   兄弟姉妹には、遺留分は保障されていません。

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 ②遺留分はどのくらい認められているのか

 

  • 残された財産の 1/3 ~ 1/2です。

   ☆法定相続人が親などの直系尊属だけの場合、1/3

   ☆法定相続人が配偶者のみ・子供のみ・配偶者と子供

    ・配偶者と親の場合、1/2 

   ☆一人ひとりの遺留分は、全体の遺留分にそれぞれの

    法定相続分の割合を乗じます。

 

 

  
   

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 ③相続人が遺留分を主張する方法

 

  • 遺留分減殺請求権の行使

   遺留分を侵害されている相続人は、遺留分を侵害している

   受遺者(遺贈の相手方)、受贈者(贈与を受ける側)、

   そして他の相続人に対して自己の遺留分を保全するのに

   必要な限度で請求することができます。

 

   遺留分減殺請求の方式にとくに決まりはありません。

   しかし、後日の争いをできる限り回避し、事後の立証の

   便宜のため、配達証明付内容証明郵便により行うことを

   お薦めします。
   

   相手方が応じない場合には、

   訴えを提起することになります。

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